【マンガ用語辞典】プロット
【マンガ用語辞典】
第2弾は「プロット」。
■プロットとは?
「プロット」とは、簡単に言えば「筋書き」や「構想」を指します。
実はマンガに限った用語ではなく、小説、映画やドラマやお芝居の脚本などの創作物全般に用いられる用語です。
「ストーリー」や「シナリオ」と混同されがちですが、「プロット」は一言でいうと「物語の骨子」。
例えば…
・少年と少女は「七つ集めると一つだけ願いを叶えてくれる不思議な球」を集める旅に出る。
・その球をめぐって旅の道中、様々な困難や強敵に出くわす。
・球を七つ集めると、龍の姿をした神様が現れて願いを叶えてくれる。
…と、このように、
物語の目的や核となる部分が端的に示されているだけでも「プロット」と言えます。
(どの作品か大体わかってしまいますね…)
ここに、世界観やエピソードを肉付けして行きます。物語の舞台はどんな世界か?主人公の少年と少女はどんな出会い方をするのか?どんな困難が待ち受けているのか?迫り来る強敵とは…?などを具体的に描くのが「ストーリー」。
さらに、キャラクターが発するセリフ、作中のナレーションや「ト書き」、主人公による「モノローグ」(=独白、心の中の独り言)などがより明確に記されているのが「シナリオ」です。
マンガ制作においても「プロット」を考えるところから始まります。
また、プロのマンガ家さんが新作を生み出す際も、多くの場合はプロットを基に担当編集さんとの打ち合わせがスタートします。
つまり、
「プロット」が無いと何も始まらない…
ということですね。
※ちなみにプロットの段階でのボリュームや進め方は作家さんによって大きく異なります。例えば主人公の設定やキャラクターのみ先行して確立する場合や、物語の舞台となる世界の大まかな「地図」や「年表」といったプロットを成立させるための設定資料までを並行して作り込んでからストーリーを練っていく場合など、人それぞれ。
ニチマのマンガコースの授業でも読切作品を制作しますが、まずはこの「プロット」の考え方から順に学んで行きます。創作における最も重要な作業なので誰もが一度は苦労するところですが、ニチマのマンガコースの先生達は学生が漠然と思い浮かべるアイデアを形にするために丁寧なサポートをしてくれます。これはマンガコースのみならず「小説クリエイトコース」でも全く同じです。
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